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眞鍋女子バレーの新戦術「ハイブリッド6(Hybrid6)」とは [スポーツ]


眞鍋女子バレーの新戦術「ハイブリッド6(Hybrid6)」とは

有明コロシアム(東京)で行われる女子バレー・ワールドグランプリの
決勝ラウンド(20日~24日)で眞鍋ジャパンが新戦術を公式戦・初披露する。
そのフォーメーションとは・・・「※ハイブリッド6(Hybrid6)」

※ ハイブリッドとは・・・異種同士を組み合わせたもの、混合や複合。
(例:車の場合、ガソリンエンジンと電気モーターの2つの動力源を持つ
 自動車をハイブリッドカーと呼んだりします)

「ハイブリッド6」の「6」はコート上の選手の数を指します。
バレーボール競技とは究極、「相手より先に25点、3セットを取れば
勝ちが決まるんだ」とシンプルにとらえ、だったら「点数を取れる選手が
より多くコート内に入っているようにしよう」
と眞鍋監督は結論づけました。


具体的には「セッター以外の5人を、どのような組み合わせにしたら一番
効果的なのか」だけを考えたんだそうです。 そうすると必然的に1人1役
(私はスパイカー、私はブロッカー)では不十分
となり、1人で2つ、3つ
こなしてもらうことになる、という体制のようです。

日本女子バレーも身体的には大型選手が増えたとはいえ、外国との差がなか
なか縮まらない中、過去の先人たちも同じ想いをしながらも、結果を残して
きた事実。 「どうしたら・・・、どうすれば・・・」と、眞鍋監督は考え続けたん
だと思います。


リスクを覚悟の上で、新戦術「ハイブリッド6(Hybrid6)」を積極的に試そうと
する眞鍋ジャパン。  「MB1」も、「ハイブリッド6」も、狙いは 一つ。
「相手より先に25点、3セットを先取すること」。
 進化を忘れない姿勢、
変化を恐れない姿勢は尊いと思います。

その姿が、新戦術「ハイブリッド6」が、
8/20~24 有明コロシアム(東京)で初披露となるのです。

頑張れ・眞鍋ジャパン!!



眞鍋ジャパン「ハイブリッド6」で女子バレーの頂点へ! [スポーツ]


眞鍋ジャパン「ハイブリッド6」で女子バレーの頂点へ!

【 眞鍋監督の想いは一つ 】・・・2016年のリオ五輪で「世界一」になる事

ロンドン五輪(2012年)で銅メダルを獲得、現在世界ランキング3位です。
更なる高みを目指そうとした時、リスクが伴うことも覚悟の上で
新しいことをやらなければ世界一にはなれない」と眞鍋監督はいう。

その確信を持つまでに、過去の歴史からも多くを学んだという。
*1964年の東京オリンピック(女子金メダル)「回転レシーブ」(大松博文監督)
*1972年のミュンヘン(男子金メダル)「時間差攻撃」(松平康隆監督)
*1976年のモントリオール(女子金メダル)「ひかり攻撃」(山田重雄監督)

【 新戦術の効果 】
バックアタック・・・1976年のモントリオールで、ポーランドの
ボイトビッチが初めてバックからスパイクを打ち、男子・金メダルに導く。
・・・しかし、各国もやりだしてからは低迷。
2人サーブレシーブ、リードブロック・・・アメリカ
1984年(ロサンゼルス)-1988年(ソウル)と2大会連続の男子・金メダル。

眞鍋監督は、男子も女子も2000年以降、あまり新しい戦術が出ていない
ことに着目し、日本が勝つには、やはり「新戦術」が必要だと、確信を
深めたようです。



バレーボール競技をシンプルに、「相手より先に25点、3セットを取れば
勝ちが決まるスポーツ」ととらえ直し、点数を取れる選手がより多く
コート内に入っていれば、勝てるはず
という考えにたどり着いたという。


この考えを具現化したのが、2013年11月のグラチャンバレーでの
「※MB1」フォーメーションだ
というのだ。
※MB1・・・速攻やブロックを主な仕事にするミドルブロッカー(MB)を従来の
2人から1人に減らし、空いたポジションに得点能力の高いウイングスパイカー
(WS)を配した新フォーメーション。

だが、眞鍋監督の中では「MB1」も最終形ではない。
2014年8月のワールドグランプリ・決勝ラウンド(20日~24日・有明コロシアム
in東京)では、新戦術「ハイブリッド6(Hybrid6)」で戦うと明言している。


新戦術「ハイブリッド6(Hybrid6)」については別記事で・・・


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